[ 舞台公演 ]

よりみち藝大座
〜日本の伝統芸能から考えるダイバーシティ〜

楠田健太、小宮山雄太、水本紗恵子、丹野理佐(演奏藝術センター)

2021年11月14日(日)

音楽学部第6ホールGoogle Map

私たち演奏藝術センターでは全学に向けて「障がいとアーツ」研究という授業を開講しています。
そこでは「障がいから学ぶ」ということを軸としながら、人間のもつ多様性や可能性、それを取り巻く芸術と社会のあり方について長らく考えてきました。でもそれって実は「不平等をなくそう」とか「平和と公正をすべての人に」と掲げるSDGsのメッセージそのものじゃない?
そして意外に思われるかもしれませんが、豊穣な身体性と話芸が織りなす日本の伝統芸能は、今日ダイバーシティを考える上で、最良の題材を提供してくれます。
見るより前に長々と屁理屈こねるのも野暮というもの。SDGs×藝大×伝統芸能、まずは寄り道感覚で、肩の力を抜いてありのままにお楽しみいただきたいと思います。見た後にそれでも残る仄かな感情が、もしかしたら世界をより持続可能でインクルーシブなものに変えるささやかなきっかけになる、かもしれません。