[ 滞在制作、オンライン公開制作、オンライン対談イベント ]

「映り」としての圧縮

諏訪 葵

10月22日(木)〜24日(土)

■滞在制作期間
2020年10月17日~25日
■オンライン公開制作
10月22日、23日(両日ともに14:00-16:00 / 20:00-22:00)
■ゲストとのオンライン対談イベント
10月24日(16:00-18:00)

群馬県桐生市 山治織物工場(オンライン)

群馬県桐生市にある山治織物工場で滞在制作を行い、インスタレーション作品を制作するところや、作品を動かす様子をライブ配信を通してオンライン上で公開します。

空間的な作品を作った後に記録映像を制作するのではなく、今回はオンライン配信前提で作品の主要な要素として扱っている視覚的現象が最終的にどのように「映る」かを考えながらインスタレーション作品をつくっていきます。また、東京工業大学の原正彦先生をゲストとしてお迎えして、科学者の視点からも本企画を読み解き、これからのアートとサイエンスの関わり方やその可能性についてオンラインで対談を行い、その様子をライブ配信します。


『「映り」としての圧縮』コンセプト
現在の世界状況の中で、最近作品制作を通してデジタル技術の扱いについて改めて向かい合う機会が増えてきた。その中でも、今私が気になっているのは、空間的な作品として考えられることが多いインスタレーション作品を直接現場で知覚するのではなく、中継してどこかへ映像として映し出すとき、その空間が画面の中へぎゅっと圧縮されるような感覚である。今回はその圧縮される感覚を軸に、様々な視覚的現象が関わり合うように空間を設え、その状況をライブ映像として映し出してみたいと思う。

複数の視覚的現象が関わり合いながらひとつの画面に集約されることは、現象の関わり合いによって生まれるひとつの描画、あるいはインスタレーションが身近な空間性を失う代わりに時空を越え、それが映し出される新たな「場」になり得るのではないだろうか。


諏訪 葵
1991年東京生まれ。液体の動きや化学変化、データの移動など、不可逆性を伴う現象を組み合わせることでコントロー ル不可能な状況や、無生物であるはずのものが生きているかのようなビジュアルイメージを作り出す。現在は主にテクノロジー、自然、人間の感覚を組み合わせることから生まれる現代における身体感覚を意識したインスタレーション作品や映像作品の制作を行っている。東京藝術大学 大学院 美術研究科に在学中。
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