[ ワークショップ ]

あおもり JOMON GYOMOプロジェクト「縄文漁網を編む-植物繊維を素材とした漁網制作-」

東京藝術大学美術学部 美術教育研究室 染織研究室

2020年8月18日(火)〜19日(水)、9月8日(火)〜9日(水)

青森市立三内西小学校、青森市立三内中学校

2020年8月18日(火)〜19日(水)青森市立三内西小学校
8月19日(水)青森市立三内小学校
9月8日(火)〜9日(水)青森市立三内中学校

・「青森だからこそできる主体的で対話的な深い学び」をめざして、青森が世界に誇る三内丸山遺跡を活用し、日本文化の源である縄文文化についての理解を深めることで、予測困難な時代を生きていくために必要な豊かな創造力や、他者と協働して課題を解決していく力を身につけることができると考えた。

・縄文時代は、縄の字に代表されるように繊維を使った多くの工夫が生活の中に根ざしていたと考えられている。生きる知恵や固有の造形力がふんだんに盛り込まれている縄文文化(植物繊維による編み技法)を学びながら、二人一組での制作による「糸縒り」作業や個人での「縄文漁網」制作を通して、他者と協働しながらものやことを創り上げていく達成感を得られる。

・将来の青森県を担う子ども達が、地域の文化・芸術の魅力やその価値への認識を深め、地域に対する誇りや愛着を持つ心や自己肯定感をより一層育むことができる。

・来年度以降は県内の児童たちとの協働制作による巨大な漁網で保護者、地域住民たちと地引き網をして海の幸を食し、そしてその記録とともに青森県立美術館で展示をする。さらに草花や樹木の種子を漉き込んだシードペーパーを漁網に取り付けて青森県内の各所に植樹していくという壮大な計画を持っている。


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